防災訓練の実施報告について

毎年9月は防災訓練です。
菅生・中原事業所ともに防災避難訓練を行う時期となりました。
今年は能登半島地震や南海トラフ地震の警戒宣言もあり、今回は「地震」災害に備えた訓練として意識して実施を試みました。

実際利用者さんのいる時間帯に大地震が起こった時、どんな状況になるのか事前に想定し備えなければならない中、情けないことに事業所にヘルメットが常備されていないことが判明・・・。今回は全員分のヘルメットを購入し、まずは初震の対応、次の揺れまでにすべきこと、揺れが落ち着いた後の避難方法など、より具体的なイメージを持ってそれぞれ臨むことにしました。

何よりも命を守るために、ヘルメットはしっかり被れなければいけませんが、ヘルメットの被り方が難しい利用者もいることがわかりました。
また避難も一律ではなく、参加者の中でも要配慮者の更なる絞り込みと職員の担当役割の確認も同時に行えました。
菅生事業所は事業所を出たすぐの一時避難場所までの移動でしたが、中原事業所は避難所となる下小田中小学校までの避難を行い、改めて経路や課題の確認を行いました。
また初震でもすぐにヘルメットが被れるよう、作業デスクの下に常備する取り組みを行い、被るところまで全員で確認を行いました。

実際に発生しないことを祈りますが、こうした訓練が実際本当に災害が起こった時に、関わる職員・利用者の命を守ることに繋がればと切に願います。