今夏の熱中症対策について

暑くなりました・・・

今年は暑くなる季節が早く、6月の全国平均気温は、1898年に統計を開始して以来、最も高くなったそうです。

また熱中症の重篤化を防止するため、労働安全衛生規則が改正され、令和7年6月1日から、職場における熱中症対策の強化が義務付けられることになりました。そうなったからという訳ではありませんが、今回は事業所の暑さ対策を少しだけ進めることができました。

私たちの事業所は大きな窓ガラスに囲まれ、日差しの強い日、事業所内は非常に暑くなってしまいます。今年は酷暑の予想が立ち、考えた結果、この窓サイズで暖簾屋さんに上下に突っ張り棒を入れられる袋を作っていただき、上下に突っ張り棒と、落ちないよう留め具を使ってお手製の遮光シートを取り付けることにしました。

予想以上に上手く取り付けられ、冷房効果も飛躍的に上がり、諦めていた屋内の暑さ対策がようやく進みました。同じように、相談室も大きな窓ガラス面が暑さを増強させていたため、新たにエアコンを1機増設しています。

また事業所の外での活動にも力を入れている私たちにとって、この暑さでの作業は非常に厳しい環境です。

中止判断をした作業もありますが、それでも外での作業の場合、その日の体調により参加者を厳選し、暑さ対策を万全にして臨んでいます。

参加者にはファンの付いたベストを着用していただき、ネッククーラーや冷やしボトルの準備、そして細目に水分補給とタブレットで塩分補給も行いながら取り組んでいます。

対応する職員にも、空調服の配備と合わせ、暑さ指数となるWBGTを計測できる「黒球式熱中症指数計」を各自携帯してもらい、危険度を確認しながら作業を進めています。

まだ夏は始まったばかりですが、既に秋が待ち遠しく感じます・・

無理をせず、体調変化に気を付けて作業にあたりたいと思います。