避難訓練とは何か?日々取り組む作業の意味とは?

4月になり、計画していた避難訓練を実施しました。

参加者は職員を含めて12名でしたが、改めて移動中危険な箇所の確認や、避難先まで向かう経路の確認ができました。避難先は一番近くの小学校となる菅生小学校。

先日ある方の言葉から、貴重な気付きをいただきました。”物事を行うことの本当の意味” の話です。避難訓練はしたものの、日中本当に大きな災害があった時、こうしてみんなで避難所に向かうことは現実的ではありません。実際はご自宅に送迎したり、ご家族のいる方は利用者さんがもっとも安心する安全な場所に連れていくことが最善だと思います。ではどうして避難訓練を行っているのか、答えは実施する義務が国から与えられているから。

これは今行っている事業所での作業にも通じることなのかもしれませんが、利用者さんが日々取り組む作業の意味とは何なのか、もちろんそれを行うことによって利用者さんは対価が得られる訳ではありますが、どんな支援に繋がっているのか、私たちにはそれを説明する責任があるのです。

私たち就労分野での障害福祉サービスの本当に意味を忘れないよう、改めて考えさせられた避難訓練でした。